粘液の描き方2
さて、粘液の描き方1の方法に更に手を加えていきます。
先ず粘液の増量です。
一度作業を済ませたレイヤーに描き足すのは止めて、新しいレイヤーで作業します。
増やす液を新規レイヤーに描きます。
基本的に「粘液の描き方1」と同じ方法で作業を進め、レイヤー結合します。
大体こんな順序になります
レイヤー名 |
描画モード |
備考 |
|
粘液のコピー2 |
通常 |
今回描き足した粘液レイヤー |
|
粘液 |
オーバーレイ |
|
汁のコピー2 |
通常 |
粘液の描き方1で作ったレイヤー |
|
汁 |
オーバーレイ |
|
別々のレイヤーのまま作業してもOKですが、メモリが厳しくなるので結合します。
単純に結合すると失敗するので注意が必要です。
↓このような順序に変えておき、
レイヤー名 |
描画モード |
備考 |
粘液のコピー2 |
通常 |
←この二つを結合 |
汁のコピー2 |
通常 |
粘液 |
オーバーレイ |
←この二つを結合 |
汁 |
オーバーレイ |
同じ描画モード同士のレイヤーを結合します。
そうしないと意図したものとは別の絵になってしまいます。
レイヤー名 |
描画モード |
備考 |
粘液のコピー2 |
通常 |
名前はこっちに変更(^_^;) |
粘液 |
オーバーレイ |
レイヤーはこんな状態にしておきます。
粘液を増量した、通常描画モードの部分(粘液のコピー2)だけ表示するとこうです。
オーバーレイモードの方(粘液)はこうです。
実はこれは、粘液の描き方1で行った方法に手を加えてあります。
粘液の流れた感じを出すために、明度50%以下のグレイで、オーバーレイ表示のレイヤーに描き足してあるのです。
オーバーレイモードだと、50%のグレイは透明色と同じで、50%以下だと色が濃く(暗く)なるのです。
50%より明るいグレイだと、薄く(明るく)なります。
これを利用して、ハイライトとか、汁の流れた跡とかを出すように手を加えてあるのです。
ちなみにこれを描画モードを通常で表示するとこうです
何が何だかわかりませんね…(^_^;)
まあ、こんな感じで濃度の違うグレイで修正をしていくわけです。
で、二つのレイヤーを表示すると
こうなるのです。
粘液の描き方1よりはかなりリアルな感じになっているとは思います。
これで、粘液の完成です。
多少作業が煩雑な気がしますけど、慣れてしまえば案外楽です。